Ｑ．どのような会社についても
過払い金は発生するのですか？

Ａ．
利息制限法の上限金利（借入額10万円以上の場合は１８％）を超える金利でキャッシングの貸付けをしていた会社については、返済を続けていると過払い金が発生する可能性があります。

例えば、消費者金融やクレジット・信販会社のキャッシングの取引は、過払い金が発生する可能性があります。
一方、クレジットカードのショッピングや銀行カードローン、自動車ローンなどでは過払い金は発生しません。

なお、２００７年（平成１９年）の前半ころまでは多くの消費者金融やクレジット・信販会社のキャッシングの金利が１８％を超えていましたので、２００７年（平成１９年）以前にキャッシングを利用していて完済している場合や、現在も返済中の場合は過払い金が発生する可能性が高いです。
借金を完済している場合は、完済したときから１０年が経っていなければ、過払い金の返還を請求することができます。